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FXをこれから、始めたい方、時間のある主婦の方、高齢者で投資に興味がある方のためのブログ

第4回 FX業界の現状について

(はじめに)

このブログでは、初心者への解説を目的としている為、基本的に、難しい専門用語や、法則も理論も使用致しません。また、投資に対する興味を持ってもらい、楽しみながらFXを始めてもらう事を目指している為、収益性は、重視しておりません。ですから、利益重視の方には、等ブログは向いていないかもしれません。この趣旨をご理解いただいた方のみ、等ブログを読み進めていってください。

 

FX業界の現状について

まず、株式を売買する証券会社は、顧客が売買を行う時に発生する、取引手数料が利益になっています。顧客が注文を出すと、その注文状況に応じた市場で、証券会社を介した取引が行われているのです。為替市場も似た様なもんだから、当然、FXの会社も顧客との仲介を行う事によって、利益を出しているのだろうと、思っている方は多いです。しかし、FX取引の場合、よくよく説明書を読んでみると、銀行間で取引されているレートに近いものを、顧客に対して提供しています、となっています。

国内FX会社の口座を開設する時には、かなり長い文章の同意書が、たくさんあります。その中に、必ず書かれている事ですが、例えば、一瞬で大きなレートの変動があった場合、実際のレートと異なる事があります。そして、私たち顧客は、もしかしたら実際のレートと異なっているかもしれないレートで、FX会社と売買する事に同意書において、同意する事にになります。

つまり、国内FX会社全てが、株式取引の様に、顧客の注文を流して取引しているわけでは無いと言う事です。これは、言い方を変えれば、FXの会社と、私たち顧客との、一対一の相対取引と言えるでしょう。要するに、私たちの損失が、丸々FX会社の利益にになり、私たち顧客の利益は、丸々FX会社の損失になると言う事です。

注文状況を考えてみると、私たち顧客は、好きな時間に、好きなレートで、好きな金額と、好きな通貨を好きなだけ注文できます。対して、FXの会社は、全く選択権はありません。常に、顧客の注文との反対売買しかできません。一見すると、FX会社が非常に不利の様にも見えます。しかし、現状を考えてみると、これだけ有利な条件で取引注文が出せる顧客の大半が、損失を出すのです。これはもはや、勝率50%の上がるか下がるかの取引とは、思えません。これが、現状なんです。

 

次回は、この様な現状を踏まえた上で、私たちができる事と、なぜ、この様な事になるのかを考えていきたいと思います。

 

なお、等ブログに書いてある記事は、私の個人的な見解であり、決して読者の皆さまに投資を助長するものでは、ありません。投資に関するご判断は、必ずご自身で行なってください。