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第九回 FXの通貨ペア

(はじめに)

このブログでは、初心者への解説を目的としている為、基本的に、難しい専門用語や、法則も理論も使用致しません。また、投資に対する興味を持ってもらい、楽しみながらFXを始めてもらう事を目指している為、収益性は、重視しておりません。ですから、利益重視の方には、等ブログは向いていないかもしれません。この趣旨をご理解いただいた方のみ、等ブログを読み進めていってください。

通貨ペアについて

ドル円と言う言葉はよく聞くと思いますが、FX の取引において、様々な通貨があります。また、FX 業者によっても、取り扱っている、通貨は異なります。代表的な通貨としては、米ドル、ユーロ、ポンド、円、豪ドルなどです。まず、考え方としては、世界の基軸通貨は米ドルです。ですから、米ドルと他の通貨と思って下さい。例えば、ドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドルドルなどは全て、米ドルとの組み合わせです。これらの通貨ペアの事を、ドルストレートと言います。

クロス円

一方で、円と他の通貨の組み合わせの事を、クロス円と言います。ユーロ円、ポンド円、豪円などです。基本的にクロス円と言うのは、掛け合わされたと言う意味です。直接取引される事のない、合成通貨で、豪円を例に取ると、一旦、米ドルを中心にして考えます。(豪ドルと米ドル)の通貨ペアと(円と米ドル)の通貨ペアをかけ算します。出てきた答えが、合成通貨の豪円です。世界には、色々な通貨が有りますが、取引される通貨の殆どが、米ドルがらみです。その中でも、初心者の方は、取引量の多い、円、ユーロ、ポンド、豪ドルに絞った方が良いでしょう。

売りと買いについて

株式においては、信用取引やオプション以外、あまり売ると言う概念は、有りません。多くの個人投資家は、基本的に景気が良い時に、株式を買うと言う取引を行い、値上がりを待ちます。それに対して、通貨の取引は、根本的には、上がる下がると言う概念は、有りません。言って見れば、取引される通貨ペア同士の力の強弱です。日本では、円を中心に考えますが、米国では、ドルが中心です。日本では、ドル円が上がった時には、米国では、円ドルが下がったと捉えます。これは、単純に円とドルの力関係です。例えば、円安でドル円が上がったから買う。円高ドル円が下がったから売る。よく考えると、おかしくないですか。通常、グラフで考えると、円安なんだから、安くなっている。つまり、下がっている。なのに、グラフは上昇しています。円高は、その逆です。これは、言葉としては、円がどうなったと考えているのに、グラフは、ドルの価値がどうなったと考えているから、逆相関なんです。つまりは、円が安くなった時は、ドルの価値が高くなったと言う考えかたです。これは、通貨ペアの表示で、ドルが最初にくるか、後にくるかで、逆になりますので、間違えないで下さい。ドル円は、ドルが前。ユーロは、ドルが後と言う風にです。ユーロドルの場合は、1ユーロ何ドルと考えますので、ユーロドルのグラフが下がっている時には、ドルの価値が上がっていると言う事です。ドル円と逆ですよね。

 

次回は、相場の分析について解説していきます。

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現在の要監視銘柄、ユーロドル!

 

なお、等ブログに書いてある記事は、私の個人的な見解であり、決して読者の皆さまに投資を助長するものでは、ありません。投資に関するご判断は、必ずご自身で行なってください。